Experience of spending time
心地良い時間を過ごしてもらいたい

一陽舎のお店は、柚子の木立と畑に囲まれた、元はしば漬を漬けておく貯蔵庫でした。

大原のしば漬けづくりは、800年以上の歴史があり今でもとても有名な特産品であり、里の人たちの日常の保存食です。現役の貯蔵庫、使われなくなったものが大原内に幾つもあります。

ここは、大原・三千院の参道の脇道を入り、少し高台に位置した、風がよく吹き抜け、季節ごとに畑の景色が変わるとても気持ちの良いロケーション。

建物の構造はそのままに、漬物蔵とは真逆に開口部を広く取り、大きな窓からたっぷりと採光し、ぐるりと外の景色と室内空間がつながるような、開放的な空間に生まれ変わりました。


店内で過ごしていただくことはもちろんのこと、天気の良い時は、テラス席で過ごしていただく時間もおすすめです。

過ごす時間帯や季節によって、匂いや音、色彩が変わる景色を、五感全体で楽しんでいただきたいです。


なんでもない時間かもしれませんが、きっとあなたにとって特別な時間と経験になると信じています。

Experience of eating the season
季節をまるごと味わってもらいたい

一陽舎のある京都・大原は、京都市の市街地から車で30分程にある里山です。

周囲の木々の色合いや、収穫されるお野菜、空気の匂いからも季節の移り変わりを、感じることができます。

一陽舎では、大原・洛北野菜を中心にその季節の美味しいものをプレートに載せてご提供します。

お水が美味しいということはご存知ですか?これも大原の自慢ポイントの一つなんです。


また、一陽舎ブランドの商品は、オンラインでもご購入いただけます。

旬の時期に収穫した新鮮な素材を加工品にして、長持ちさせることは、昔の人たちの大きな知恵です。
現代の私たちの生活にも大いに活躍し、日々を豊かにしてくれます。


一陽舎ブランドのこだわりの商品を、

ぜひ、ご自宅や大切な人へのギフトとしても楽しんでください。

My own experience
ぼく自身の原体験

ぼくは、大原生まれ大原育ちです。
現存の記録では追えないくらい、先祖代々大原の土地で生きてきました。

古い慣習やしがらみが嫌で10代で家を飛び出し都会へ出ました。

30代になり、親の体調のこと、家業を手伝うことをきっかけに、大原へ戻りました。

今は、大原で家族と暮らし、子育てできていることにとても感謝しています。

「ただただ、大原が好きで帰ってきた!」と手放しでは賞賛できないことも正直な気持ちです。

田舎ならではの苦労もたくさん知っています。

ただ、

ここで育ったぼくには見えていなかったものが、外の人たちには見えていて
外の人たちが見えていないことが、ぼくには見えていたり。

一度外に出たからこそ感じる
都市とは全く違う大原での時間の流れ方や

自分を包みこむ空気
暮らす人々の価値観さえ。

一人一人、それぞれの感じ方も捉え方も三者三様なんだと実感しています。

この生まれ育った大原という土地で
「一陽舎」を通し、ぼく自身も古いものや新しいものに触れ

過去から自分自身が引き継いだこと、これから未来へ繋ぎたいこと

柔軟に模索し続けていきたいと思っています。


店主 森口 貴元

INFORMATION

ICHIYO-SYA_OHARA

〒601-1242京都市左京区大原来迎院町337

tel : 075-746-6588

mail : ichiyosha337@gmail.com 担当 : 森口

京都バス 「大原バス停」より徒歩5分

お車でお越しの方へ
専用駐車場がございます。(5台)
満車の場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。